更新日 : 04月09日

日仏文化学院パリ日本人学校

校長挨拶

 祝 開校50 周年

    新たな半世紀に向かって


        日仏文化学院パリ日本人学校

校長 伊藤 博 


 パリ日本人学校は、今年開校50周年を迎えました。本校はヨーロッパで3番目に誕生した歴史と伝統のある学校です。1973年にパリ市内のトロカデロにある旧日本国大使館の建物を借りて開校しました。その後児童生徒数の増加に伴い、1983年には中学部がシュレーヌへ移転し、1990年にはパリから20kmほど西にあるサンカンタン・アン・イブリーヌのモンティニー市に移転して現在に至っています。

 本校は、日本国内と同等以上の教育を実施し、将来のわが国を担うグローバル人材を育成するとともに、日仏の文化交流・教育交流を促進することを使命としています。また、フランス国内にある唯一の日本人学校として「文化大国フランスにあることを生かした学校」を目指しています。具体的には、小学部1年生からフランス語と英会話、3・4年生では選択語学としてフランス語か英会話の学習をし、中学部では英語の時数が増えるなど、外国語の指導に重点を置いています。また、ここ数年コロナ禍で実施が難しかった、現地校との定期的な交流も復活してきています。さらに、安全に十分配慮しながら、現地理解を促進するために、地元サンカンタン地区や、パリ市内、そして広くフランス国内における校外活動を積極的に行っています。

 今年度は、小学部5・6年生がロワール方面で体験学習を実施、中学部はブルターニュ方面で宿泊学習を実施します。また、小学部はモンティニー市役所、消防署、ベルサイユ庭園での遠足やオランジェリー美術館、ポンピドゥー近代美術館、オルセー美術館、ロダン美術館、NHKヨーロッパ総局、UNESCO本部等への見学を、中学部もOECDなど多様な施設への社会見学を予定しています。

 校内では、6月に「開校50周年記念運動会」、10月に「開校50周年記念式典」と「開校50周年記念パリ日祭(さい」が予定されています。全校児童生徒や保護者、関係の皆様と50周年を祝うとともに、これからの新たな本校の歴史を作る出発点としたいと思っています。

 本校からは毎年多くの子供たちが巣立ちますが、卒業を待たずに転出したり途中から編入したりする子も多くいます。そんな時、いつでも温かく見送ったり受け入れたりすることができます。また、本校には特に校則というものがありません。子供たちが自分で判断して、本校の児童生徒としてふさわしい行動をします。教室には子供たちの穏やかな声と思いやりがある優しい空気が満ちあふれています。一人一人が夢を持ち、仲間とともに学び合いながら成長する本校の校訓は、「明るく・仲よく・たくましく」です。「あ・な・た」を大切にする「心のふるさと“パリ日”」を合言葉に、本校を通じて結ばれた「絆」をいつまでも大切にしたいと願っています。

 令和5年度は、小学部134名、中学部32名の計166名でスタートしました。開校50周年記念の年であり、
今年はラグビーワールドカップがフランスで開催され、来年にはパリオリンピック・パラリンピックも開催されるという機会を生かし、全校児童生徒と保護者の皆様、全てのスタッフが「ワンチーム“パリ日”」を合言葉に、精一杯取り組んでまいります。今後ともご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
50th


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